ASDの体の不器用さとそれを改善するたった一つの方法

こんにちは。ASDハック(ASDhack_)です。
今日はASDの体の不器用さについてまとめていきたいと思います。

目次

ASDの体の不器用さについて

ASD(自閉スペクトラム症)の方は、一般的に言語発達よりも不器用なことが多々あるようです。
私がASDと診断される時に受けたテストの中にも、器用さを測るような検査がありました。

私の実体験

これは実体験になるのですが、私は幼少期から何かと不器用でした。

これに私の父親は早くから気づいていたようです(発達障害だとは気づいていませんでした)。
私が5歳ごろにストローにつまようじを通すという謎のテストを受けさせられました。笑。
そしてそれができませんでした。

他にも、牛乳やジュースの紙パックからコップへ注ぐ時に
力の加減がわからず、よくこぼして怒られたりもしていました。
また、家の中で体をぶつけることがよくあり、青あざが絶えなかったり、
食べ方が下手くそで社会人になってからも、人前で食べる時はすごく緊張して
ますます上手く食べられなくなるという悪循環も経験しました。

体の不器用さを改善するたった一つの方法

体の不器用さを改善することになったきっかけ

そんな私が、体の不器用さを改善することに至った一つのきっかけがありました。
ある日、家の中であまり体をぶつけなくなったことに気づいたのです。

そのきっかけとはなんと「ダンス」でした。
ダンスの基礎的な動きとハウスダンスを経験しました。
おそらく、「ダンス」をすることによって空間認識能力が上がり、家の中でも体をぶつけることがなくなったのでしょう。
しばらくは快適な生活を送ることができました。

ダンスで苦労したこと

しかし、ダンスで苦労したこともありました。
自分から習いたくて習ったダンスでしたが、ダンスは他の人と一緒に踊ったりする時にコミュニケーションを取らなければなりません。
ほとんどの人は表面的には仲良くしてくれる良い人たちばかりでしたが、いじめてくる人もいました。
友達も上手く作れませんでした。
それとは直接関係ありませんが、元から患っていた鬱の状態が悪くなり、ダンスを続けられなくなって辞めてしまいました。

ダンスを辞めて・・・その後

「ダンス」を辞めてからしばらく経つまでは、家の中で体をぶつけることはありませんでした。
しかし、辞めてからしばらくするとまた家の中で体をぶつけるようになりました。
ですから、体の不器用さの改善の為には継続して体全体を動かす運動をしなければ、効果がなくなるのだと思います。

まとめ/管理人コメント

ダンスでなくてはダメなのか?

タイトルには、「ASDの体の不器用さとそれを改善するたった一つの方法」として、私が経験した「ダンス」を挙げました。
しかし私は別にダンスでなくとも良いと思っています。

運動が苦手なASDに推奨されているバランスボールなどもあるからです。
バランスボールは体幹を鍛えることができるそうで、一人でもできますし、おすすめの方法の一つだと思います。
しかし、やはりダンスも面白いので、おすすめです。

もしお部屋の広さに余裕があれば、YouTubeなどを観ながら独学でダンスをすることも可能です。
不器用な私ですが、全身を動かすのは楽しかったです。
もし発達障害に理解のある教室があれば、お友達や家族と参加してみてもいいかもしれませんね。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

 ASDの不器用さを改善するには、空間認識能力や体幹を鍛える。
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