ASDの二次障害の鬱とその付き合い方について

こんにちは。ASDハック(ASDhack_)です。
今日はASDの二次障害の鬱とその付き合い方について、まとめて行きたいと思います。

目次

ASDの二次障害としての鬱とは?

一次的な問題

二次障害の前に、まずASDとしての一次的な問題についてお話したいと思います。

その一次的な問題とは、ASD(自閉スペクトラム症)であればコミュニケーションの困難さやこだわりの強さなどがあります。
その結果、人間関係が上手くいかなかったり、怒られることが多かったりして、自己評価が下がりやすく、その結果二次障害に繋がりやすいといった問題が指摘されています。

二次的な問題

その二次障害とは主に

  1. 精神症状(不安、鬱など)
  2. 身体症状(頭痛、腹痛など)
  3. 不登校、ひきこもり

などです。

この記事では、鬱病になってしまった場合の対処法について詳しくお伝えしたいと思います。

病院に頼る方法

まずは、かかりつけの精神科または心療内科の病院を持ちましょう。

その病院で鬱病だと診断されると、「自立支援受給者証」というものが発行されます。
これは、精神疾患のため、続けて病院に通わなければならない時に、通院医療費の自己負担額が原則1割になるものです。
精神疾患になると働きたくても働けない場合も多く、そんな時にこの受給者症は大きな助けになります。
もし発行されない場合は、病院もしくはお住いの福祉課に問い合わせてみてください。

その上で、「訪問看護」といった制度があります。
これは主に介護の分野のサービスだと思われがちだと思いますが、精神疾患でも適用できます。
訪問看護とは、看護師がお宅に訪問して、その方の病気や障がいに応じた看護を行うことです。
健康状態の悪化防止や、回復に向けてお手伝いします。

ヘルパーさんに頼る方法

鬱が重くなって、家事もろくにできない方もいらっしゃるのではないでしょうか。
私が実際にそうでした。
そんな時には、障害の方のヘルパーさんに頼る方法があります。

まずはお住まいの福祉課の方へ、「精神障害でヘルパーを利用したい」と問い合わせてみてください。
その上で、
●福祉課の家庭訪問

●計画相談員を探し、決定

●計画相談の資料作成、提出

●福祉課からの利用時間・料金の決定
おおよそ上記の流れでヘルパーさんを利用する手立てが整うはずです。
障害者本人が行うと大変な手続きなので、誰かご家族の方も一緒に手伝っていただくのが望ましいです。

支援内容としては、家事援助や外出援助や買い物の援助などもあります。

まとめ/管理人コメント

ASDの二次障害の鬱とその付き合い方について、いかがでしたでしょうか。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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