ASDである私と暮らしていて不便がないか夫に聞いてみた

こんにちは。ASDハック(ASDhack_)です。
先日、ASDである私と暮らしていて不便がないか、夫に思い切って聞いてみました〜!
今日はそのことについてまとめたお話しようと思います。

目次

ASDである私と暮らして夫が不便だと思うこと

車の運転ができない

ASDである私と暮らして夫が不便だと思うこと、その1。
「車の運転ができない」です。
運転ができないのには理由があります。

私は普通自動車免許を持っていて、過去に運転もしていました。
しかし、物損事故を3回起こしてしまったことがあります。
半年に一回のペースくらいでの事故でした。
そのことも医師に相談していますが、車を運転すること自体は許可されています。
免許を更新するときにも、警察に診断書を提出し、免許を更新することができました。

しかし、3回事故を起こしたという過去と、服薬中であること、毎日の気分が一定でないこと。
これらを総合して考えた結果、「車を運転しない」という結論を出しました。

コロナ禍の現在では、公共交通機関をろくに使うこともできず、運転は夫もしくはタクシー頼りです。
このことが夫が不便に思っていることの一つだそうです。

医療費がかかる

ASDである私と暮らして夫が不便だと思うこと、その2。
「医療費がかかる」です。

もともと体が弱いせいか、障害のせいかはわかりませんが
私は何かと病院にかかることが多いです。
今年の確定申告書で、医療費の明細書を作成しましたが
医療費の合計が(保険で降りた分を差し引いても)20万円を超えていました。
そのほとんどが私が病院にかかった分です。

夫は家族に支払う医療費は当然だと言ってくれましたが、やはりちょっと気になるそうです。

音楽がかけられない

ASDである私と暮らして夫が不便だと思うこと、その3。
「音楽がかけられない」です。

私が聴覚過敏の傾向にあるため、家や車の中などで音楽をかけられるとイライラしたりします。
そのため、夫に音楽をかけるのを出来るだけ控えてもらっています。
そのことが不便に感じることがあるそうです。

逆に私が気をつけていること

買い物をお願いするとき

メールなどで夫に買い物をお願いするときに、気をつけていることがあります。
それは、曖昧な指示を送らないということです。
お互いに買い慣れた商品なら省略することもありますが
大抵商品名と数量をはっきりと書くか、商品の写真付きで送ります。

もし私の指示が曖昧で、夫が違う商品を買ってきたときは、文句を言ったりしないようにしています。

細かいことに気をつける

夫はちょっと忘れっぽいところがあります。
そういう夫の特性は、私がカバーしています。
書類の提出日や、やらなければならないことなど。
それは私から夫に「もうすぐ〜じゃない?」と言うことが多いです。

ありがとうを言う

夫には常々助けられていることが多いです。
何かしてもらう度に、それを当たり前だと思わず「ありがとう」を言うことにしています。

過去の話

これだけ書くと、私が落ち着いているように見えるかもしれませんが
過去には夫に対し感情的になり、食ってかかることもありました。
しかし、その度に夫は落ち着いて話を聞いてくれました。
するとだんだん私も落ち着いてきて、今では夫に対し感情をぶつけることはほとんど無くなりました。

まとめ/管理人コメント

ASDである私と暮らしていて不便がないか夫に聞いてみた、いかがだったでしょうか。
今回聞いてみた限りですと、私に対して夫が不便に思っていることは3つ程度しか出てきませんでした。
しかし、実際には夫から日常生活で助けられ、理解してもらっていることは山ほどあると思っています。

もしかしてこの記事を読んだ方は、ASDの人がコミュニケーションが取れなくて、周りの人が困るという内容を期待されていたかもしれません。
しかしそれはASD個人によって変わるし、環境によっても変わることだと思います。
特に、私は居宅介護なども利用していて家族以外の人にも頼らせてもらっています。
その分、夫も負担軽減になってところはあると思います。

このように、発達障害の人を家族だけで支えようとするのではなく、積極的に福祉の手に頼るのも一つの方法だと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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