B型事業所について+実際に働いた体験談

こんにちは。ASDハック(ASDhack_)です。
今日はB型事業所についてまとめていきたいと思います。

目次

B型事業所とは?

B型事業所とは、就労継続支援B型の福祉サービスを行っている事業所のことを指します。
年齢制限は18歳以上で64歳まで。
対象者は身体障害や知的障害、発達障害を含む精神障害、または難病を抱えている方、一般企業への就職が難しい方、長時間働くのが難しい方などです。

利用料金はかかるのか

就労継続支援B型は、福祉サービスのため、通所の日数に応じて利用料がかかります。
前年度の世帯収入に応じて、負担上限が決められています。
しかし負担額は、自治体や事業所によっても違いがあるようなので、不明な場合はお住いの福祉課に問い合わせになると良いかと思います。

どんな働き方をするのか

基本的には1日あたり2~4時間が一般的です。
作業日数も作業所によっても違いがありますが、1日〜程度のようです。
やはり、B型事業所にはA型事業所で働くのが難しい方もいらっしゃいます。
B型事業所はA型事業所と比べ、働くと言うよりトレーニングの場と言えるでしょう。

給与はどのくらいか

就労継続支援B型の特徴は、就労支援を行う事業所と雇用関係を結ぶことはありません。
しかし、作業によって工賃を受け取ることができます。

参考文献:障害者の就労支援対策の状況

上記の参考資料によると、平成30年度の月額の平均賃金・工賃は16,118円となっており、時間額では214円となっております。
残念ながら、A型事業所よりも融通がきく分、工賃もそれなりだということになってしまいます。
そして工賃から利用料を引くと、ほとんど残らないという方もいらっしゃるようです。

実際に働いた体験談

私はA型事業所への就業を諦め、B型事業所に体験で就業することになりました。
そこでは午前中にパン作りが行われており、そのパンの販売で工賃が発生する仕組みでした。
少し時間がずれただけで怒鳴ったりする人もいましたが、その人がパンを焼く時間はとても正確でした。
その人は、パンを焼く作業を全て一人でこなしていました。
他には、パンを丸めたり、餡を挟んだり、型にはめたりする作業がありました。
どれも一通り楽しかったです。
作業が終わった後は、折り紙などの手芸の時間があったり、散歩に行く日もありました。
良く話しかけてくれる人と友達になり、近くのカフェに通ったりしました。
しかし、私の引っ越しに伴い、そのB型事業所は辞めることになりました。

まとめ/管理人コメント

B型事業所について+実際に働いた体験談、いかがでしたでしょうか。
B型事業所は、

  1. 利用料金がかかる(条件次第ではかからないこともある)
  2. 働くことができ、かつ自由時間がある
  3. 工賃が発生するが安い

以上のことがわかっていただけたかと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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