ASDで鬱ですが、居宅介護を利用しています

こんにちは。ASDハック(ASDhack_)です。
今日はASDで鬱ですが、居宅介護を利用していますというお話しようと思います。

目次

居宅介護とは?

障害者総合支援法に基づく、障害福祉サービスの一つです。
障害者の在宅生活を支援する介護サービスだそうで、18歳以上の身体障害・精神障害・知的障害の区分1以上に相当する人が対象だそうです。
厚生労働省 障害者総合支援法における「障害支援区分」の概要

居宅介護を利用するには

まず、お住いの市区町村の役所で「申請書」を提出します。
「申請書」を取得するには、お住いの市区町村の福祉課に問い合わせるか、ホームページを見てみてください。
申請書を提出すると、市区町村の役所の職員さんが、自宅まで聞き取り調査に訪問されます。
(現在コロナ禍の影響で、電話で聞き取り調査をなさることもあるようです。)
そして障害の区分が決定し、支給開始されることになります。
その際には、障害福祉サービス受給者証というものが手元に届きますので、紛失しないようにしましょう。

どんなサービスを受けているのか

私の場合は、居宅介護を利用する前に、計画相談というものを立ててもらいました。
その計画相談というのは、実際に居宅介護を行っていただく事業所とはまた別の事業所の方が行ってくれます。
その上で、実際に居宅介護を利用するに至りました。
内容としては、週2回、一回に30分程度で、家事全般をフォローしてもらうことになっています。

いくらかかるのか

もちろん、サービスを受ける以上タダではありませんが、市町村区の助成が出るため、安く利用できると思います。
また、世帯年収によっても利用限度額が変わってくるようです。

居宅介護を使うメリット

居宅介護を使うメリットですが、

  1. 鬱で動けない時には最強に頼れる
  2. 自分が苦手、できないこともやってくれる
  3. ヘルパーさんは優しい人が多い

です。

①鬱で動けない時には最強に頼れる
一番のメリットはこれだと思います。
私も鬱で、日中動けないことが時々あります。
そんな時に、夕食の調理などやっていただけると本当に助かります。

②自分が苦手、できないこともやってくれる
私は、食器を洗うのがすごく苦手で、食器を洗う前にはいつも強い抑うつ感を経験します。
しかしそんなことも、ヘルパーさんにお願いすればやってくれます。
毎日やってもらえるわけではありませんが、それでもやってもらえる日は本当に助かります。

③ヘルパーさんは優しい人が多い
ヘルパーさんは優しい方が多いと思います。
私が発達障害であっても、バカにされるようなことは言われません。

居宅介護を使うデメリット

もちろん居宅介護を使うデメリットもありました。
それは

  1. ヘルパーさんとの会話が疲れる
  2. ヘルパーさんと合わない場合がある
  3. 部屋の中に他人を入れるのが苦痛な人には合わないかも

です。
使っているのに文句を言うな、と言われるかもしれませんが、そこはすみません。

①ヘルパーさんとの会話が疲れる
ここはASDや鬱の人にとってしんどいところかもしれません。
ヘルパーさんと関わる以上、多少の会話はしなければなりません。
私はヘルパーさんに遠慮して、して欲しいことが言えないこともあります。

②ヘルパーさんと合わない場合がある
私の場合は、言っていないのに勝手に別の部屋に入ったり、他にも気になる行動をするヘルパーさんがいらっしゃいました。
その方には、中間の事業所を通して他の方と交代してもらうことにしました。

③部屋の中に他人を入れるのが苦痛な人には合わないかも
「部屋の中に他人を入れる」これが難しい人には、居宅介護を使うことがそもそも難しいかもしれません。
自分の体力や精神状態と要相談です。

まとめ/管理人コメント

ASDで鬱ですが、居宅介護を利用しています、いかがだったでしょうか。
居宅介護を利用するまで手続きが大変ですが、利用できるようになれば、鬱などの方にとっても、とても心強いサービスだと思います。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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