不安障害の症状の基礎知識と治療法+入院した体験
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この記事は医師の監修を受けておりません

こんにちは。
今日は、『不安障害』についてお伝えして行こうと思います。

本記事は医療従事者の監修を受けたものではなく、あくまで公的な情報と「私自身が不安障害で入院した際の体験」をもとに作成した解説・手記です。
症状や治療の経過には個人差がありますので、実際の治療については主治医にご相談ください。

はじめに

この記事を書いた理由

この記事を書いた理由は、私も全般性の不安障害になったことがあるからです。
入院したこともありますが、入院するまで私も不安障害について詳しくは知りませんでした。
たまにテレビなどでも「パニック障害」などについて放送されたりしますが
世間の認知度としては現在もあまり高くはないのでは?と感じています。
そのため、広く不安障害について知ってもらいたいと思い、この記事を書きました。

不安障害とは

不安障害とは、はっきりした理由のない漠然とした不安や、ある状況に対して過剰な恐怖を感じる状態が長く続いてしまう精神疾患の総称です。
心身のつらさから、仕事や日常生活、人間関係に支障が出てしまうことも珍しくありません。
主に以下のような症状が見られます。 

不安障害の症状

  • パニック症(パニック障害):突然激しい不安に襲われて、心臓がドキドキしたり、めまいがしたり、息が苦しくなるといった状態になり、死んでしまうのではないかという恐怖を感じることもあります。
    パニック発作では、10分以内にピークに達すると言われています。
  • 社交不安症(社会不安障害 / SAD):人前での発表、会話、食事、注目される場面などで、強い苦痛を感じます。
    怖さのあまりパニック発作を起こすこともあるようです。
    失敗や恥ずかしい思いがきっかけになったり、自分に自信がもてなかったりすることから起きてくる場合もあります。
  • 強迫性障害:些細なことだとわかっていても、特定の行為をやめられず、繰り返し同じことをしてしまう状態になります。
    「くりかえし手を洗い続ける」「火の元や戸締りを何度も確認する」などの行動を繰り返すことにより、時間がかかってしまって、学校や日常生活に影響が出ることがあります。
  • 全般不安症(GAD):人間関係や生活のことなど、様々なことが気になり、極度に不安や恐怖を感じるようになります。
    不安だけでなく、物事に集中できなくなったり、イライラしたり、物事に過敏になったり、眠れないといった症状が半年以上続きます。
  • 限局性恐怖症:高所・閉所や動物・物など、特定の状況にのみ強い不安を感じます。
  • 広場恐怖症:「すぐに助けが来ない、逃げられない」といった考えから、電車やバス、人混み、行列、映画館、公共交通機関などで強い不安を感じる状態です。
    一人で外出できなくなることもあります

また、これらの症状が同時に複数併発するケースもあります。

治療法について

不安障害の治療は通院(外来)が基本ですが、私のように不安や恐怖で日常生活を送ることが難しくなった場合は、入院治療を検討することもあります。
私の場合、入院期間は約2ヶ月でした。
最初の急性期の間は、不安や恐怖が強く、とにかく辛かったです。
主に以下のような治療・経過を辿りました。


1. 急性期
最初の期間は、スマートフォンの利用制限もありました。
入院して、初めての環境で不安もありましたが、看護師さんに相談していました。
また、薬物の調整や変更もあり、私の場合は主なお薬は「オランザピン」でした。
頓服で「ロラゼパム」も処方されていました。
眠れない場合は眠剤を使用することになります。
薬により、激しい症状が鎮静化されることで、徐々に休養を取ることができるようになります。
まずは、服薬による体調の安定、安心できる環境での休養が大事です。

2. 回復期
症状が少し落ち着いてくると、カウンセリングを受けることができるようになりました。
カウンセリングを受けることで、自分の考えが広がりました。
カウンセリングの時間以外は、ノートにいろいろと書き出すことで自己を振り返るきっかけになりました。
作業療法(OT)の許可も出ました。
作業療法では、塗り絵や工作などを通じて、達成感を育むことができます。
また作業をしている間は、目の前の作業に集中することで、不安や考えすぎを防ぐ効果があったと感じました。

3. 慢性期 / 療養期
私の場合、薬で急性期は脱したものの、症状が長期化していました。
早く退院しても、また症状が悪化する可能性があったので、外出・外泊を許可していただき、そのタイミングで体調の波を自己観察していきました。
また、生活リズムの定着を目指しました。

4. 退院準備期
私は、大学病院の先生のアドバイスで約20分間の有酸素運動(軽いランニング)を取り入れました。
約20分間の有酸素運動は、不安に効くということだったので、実際にやってみると、その時から大きな不安も起こらなくなったように感じました。
また運動をすることで、脳の神経を保護・再生させる「BDNF(脳由来神経栄養因子)」や、心を安定させるセロトニン、エンドルフィンといった物質が分泌され、回復の手助けになるそうです。
軽度〜中等度の症状に対しては、抗うつ薬に匹敵する効果があるとする研究もあります。
このランニングについては、実践していることを大学病院の先生に報告すると褒めていただけました。
「継続すると、必ずいいことがあるよ」との温かいアドバイスもいただき、大きな励みになりました。

最後に、デイケアの利用、訪問看護や居宅介護(ヘルパーさん)を利用する場合は、退院準備期までに手配・調整しておくと良いでしょう。

以上、これらの経過が全ての人に当てはまるというわけではありません。
急性期を過ぎたらすぐ退院する場合もあるようです。

まとめ

不安障害について、解説はいかがでしたでしょうか。

激しい不安を一時的に鎮めるには、やはり薬の即効性が大きな助けになります。
ただ、薬で心の土台を作った上で「では、日常をどう過ごすか」を模索した時に役立ったのが、今回ご紹介したノートに書き出すことや運動といった対処法でした。

治療法に万人共通の「絶対の正解」はありません。
薬とうまく付き合いながら、自分に合う方法を見つけて実践していくことが大切だと感じています。

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